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カビ対策は一年中必要?驚きの事実と予防の裏ワザ

カビ 生活

「カビって梅雨の時期に発生するものだと思っていた」そんな風に考えている人も多いのではないでしょうか。

実は、カビ菌は一年を通して住宅内に潜んでいるのが現状なのです。

カビが繁殖するのに最適な環境は、高温多湿で栄養分があること。

日本の気候を考えると、梅雨時期だけでなく、ほとんどの時期がカビ菌の活動に適した状態と言えます。

つまり、年間を通してカビ対策が必要になってくるのです。

「でも、掃除は欠かさずしているし、カビなんて生えてないよ?」そう考えている人も多いでしょう。

しかし、目に見えるカビがなくても、見えない世界で菌は活動を続けている可能性があります。

一旦、条件が整えば爆発的に繁殖し、目に見えるカビが生えてしまうケースが多々あるのです。

そこで今回は、カビが繁殖しやすい条件や注意すべき場所、予防法について詳しくご紹介していきます。

一年を通して安心して過ごせる住環境を作るためのヒントが満載ですので、ぜひ参考にしてくださいね。

カビが繁殖する3つの条件って?

カビが繁殖するための条件は主に3つあります。

①70%以上の高湿度
②20~30℃の高温
③栄養分(ホコリ、食べカス等)の存在

この3つの条件が揃うと、カビはあっという間に繁殖してしまうのです。

1つでも条件が外れていれば、カビの活動は抑えられますので、しっかりと予防対策を行う必要があります。

特に湿度管理は重要で、湿度が60%を超えるとカビ菌は活発に活動を始めます。

一方、60%以下であれば活動が抑えられるため、湿度調整はカビ予防の鍵とも言えるでしょう。

次に気温ですが、カビ菌がもっとも活発になるのは25~28℃の環境。

この温度帯を外れれば、繁殖は抑えられます。ただし完全に停止するわけではないので、温度対策だけに頼るのは危険です。

最後に栄養分ですが、カビの餌となるのはホコリや食べカス、汚れなどあらゆる有機物。

こまめな掃除で、栄養分を取り除くことがカビ予防に欠かせません。

このように3つの条件が重なると、カビの繁殖は加速度的に進行します。

年間を通して注意が必要になってくるのがお分かりいただけたでしょうか。

住宅内のカビ温床は”こんな場所”

次に、カビが生えやすい住宅内の場所を見ていきましょう。注意すべき場所はこちらです。

・トイレ、浴室、洗面所、キッチンなどの水回り
・クローゼット、押し入れなどの収納部
・寝具(マットレス、布団など)
・重い家具(タンス、食器棚など)の裏側
・畳

これらの場所は、換気が悪く湿度が高くなりやすいこと、掃除が行き届きにくいことから、カビの繁殖には最適な環境と言えます。

ホコリや汚れがたまりやすく、栄養分も豊富にあるためです。

特に注意が必要なのが水回りです。

キッチンでは調理の際の油や食べカス、浴室では石けんカスや皮脂汚れがカビの栄養源となり、トイレではアンモニア成分を含む尿の影響もあります。

いずれも、微生物にとってはパラダイスのような場所なのです。

次に収納部とベッド周りについても気をつけましょう。

クローゼットや押入れ、寝具は人の目が行き届きにくく、定期的な換気や掃除を怠るとカビの温床になりかねません。

さらに重い家具の裏側は、気づきにくい場所でもあるため、模様替えで動かした際に気づくケースも多々あるそうです。

畳も同様で、イ草の材質上、高湿度時には湿気を吸収してカビが繁殖しやすくなります。

このように、家の中の様々な場所がカビの活動の場になり得るのです。

ですから、居住空間全体を見渡した対策が必要不可欠なのです。

自宅でできるカビ予防の裏ワザ

さて、次はカビ予防の具体的な方法をご紹介します。

ポイントは、先ほどご説明した3つの条件(湿度・温度・栄養分)を作らないことです。

湿度・温度は、部屋の環境を整えることで調整できますし、栄養分は掃除次第で減らせます。

まず湿度対策ですが、湿度を60%以下に保つことが重要です。

換気は湿度を下げる最も手軽な方法で、1日に何度か窓を開けることをおすすめします。

天気の良い日は積極的に換気を心がけましょう。

換気が難しい場合は、エアコンのドライ機能や除湿機、除湿剤の使用がお勧めです。

扇風機なども活用すると、室内の空気の対流が生まれて湿度の高い空気を追い出せます。

次に温度対策ですが、カビの活動を抑えるには室温を25℃以下に保つ必要があります。

夏場はエアコンを活用しましょう。

冬場でも暖房を使い過ぎると湿度が下がり過ぎるため、温度管理には気をつける必要がありますね。

最後に栄養分対策です。

カビの栄養になるのはホコリや食べカスだけでなく、ダニの死骸や排せつ物なども含まれるため、家中の掃除が欠かせません。

普段の掃除機やモップでの清掃はもちろん、隙間や家具の裏側などの死角も定期的に掃除しましょう。

さらに、カビが発生しやすい場所については徹底した対策が必要です。

水回りはカビの親玉と言えるでしょう。

キッチンでは毎日の後片付けを心がけ、調理くずを残さないようにしましょう。

浴室は使用後にしっかり拭き残さず、週1回は重曹などで排水口や継ぎ目の掃除を行うと効果的です。

トイレは尿石の付着に気をつけ、専用の洗剤で定期的にブラシ掃除をするのがおすすめです。

クローゼットや押し入れは扉を閉め切らず、風通しを良くすることがカビ予防につながります。

収納量も8割程度に抑え、中身を動かしやすいようにすのこを敷くと一石二鳥。

寝具は朝はしばらく布団を干し、カビの発生源となる汗や湿気を取り除きましょう。

家具の裏側は、普段見落としがちですが、定期的に動かしてホコリを取り除くことが大切です。

畳は陰干しすることで、湿気を除去できます。

掃除機がけやドライシートがけを行うと、カビの発生を最小限に抑えられます。

それでもカビが発生してしまったら

ところで普段から家のホコリ対策に気を配っているけれど、カビができてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか?

そういう時は、専用のカビ取り剤を使って対症療法的にカビを除去するのが一般的な方法です。

重曹やクエン酸の液を使う手作り処方もおすすめできます。

しかしながら自力でカビを取り除いても、根本的な原因が残っていれば、またすぐにカビが発生してしまう可能性があります。

そのためプロの力を借りる方が確実でしょう。

ハウスクリーニング業者には特殊な洗剤や道具があり、カビの原因を取り除く徹底した作業ができます。

実際にサービスを利用された方の口コミを見ると、「以前は気になるカビ臭がしたが、クリーニング後は完全に臭いが取れてスッキリした」「担当の方がとても丁寧で、あちこちのカビの隙間までしっかり掃除してくれた」といった感想が見受けられました。

プロに頼むメリットは、確実な仕上がりに加え、お客様は気にせず生活できるところにあります。

カビ対策で疲弊する必要はありませんね。

ただし、費用が気になるところです。

一般的にクリーニング料金は1室あたり1万円前後が相場のようですが、作業内容によっては高くなる可能性もあります。

見積もりを参考に、自分のライフスタイルに合わせたベストな選択をすることが賢明でしょう。

このように、カビ対策は日々の心がけが大切ですが、自力に限界がある場合は遠慮なくプロのサービスを利用するのがいいと思います。

ライフスタイルに合わせて上手に活用すれば、きれいで健康的な住環境を保つことができるはずです。

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