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エコにもなる節約術

生活

近年、エコバッグや
マイボトルの持参など、
簡単かつ資源を無駄にしない
節約術が定着してきました。

数円のビニール袋や
約100円のお茶など、
1日単位で考えると
わずかな節約ですが、
年間を通すと大きな差に。

さらに、その小さな努力が
環境を守る行動にもなります。

そこで今回は、
寒くなるこれからの季節に向けて
心得ておきたい節約のポイントを
ご紹介します。

ポイントは〝効率〟

「毎日節約を心掛けている
のに成果が見られない」――
そんな方は、節約のポイントを
見直す必要があるかもしれません。

大切なのは、実践している節約が、
効率的かどうかということです。

例えば、光熱費の節約の場合
「電気を小まめに消す」、
「水の出しっ放しに気を付ける」
など、電気、ガス、水道を
項目別に考えがちですが、
個別で考えられるものばかり
ではありません。

蛇口からお湯を出した時、
水道代とともに、
ガス代か電気代がかかるように、
互いに切っても切り離せない
関係にあるからです。

電気代だけに注目して
節約を考えた場合も、
スマートフォンの充電と、
エアコンの使用とでは、
同じ時間でも電力の消費量は
全く違います。

そこで着目すべきは、
家庭の中で〝発熱する〟もの。
これからの季節でいうと、
エアコンなどの
「暖房器具」と「給湯」。

これらはエネルギー消費が
大きいだけに、
実は削減できる部分が多いのです。
ここに注力すれば、
必ず節約を実感できます。

お湯の使用は水の3倍

普段、何げなく使っている
「給湯」の見直しが、
節約の第一歩です。

お湯を沸かす時のエネルギーは、
思った以上に大きいもの。

例えば蛇口から1分間、
水(20度)とお湯(45度)を
出した場合(12㍑)、
水だと約2.7円、
お湯の場合は約9円に
(出典:資源エネルギー庁
「家庭の省エネ徹底ガイド春夏秋冬」)。

3倍のコスト差が生まれます。

もちろん、
電気の場合やガスの場合、
さらには深夜給湯などの
システム差もあるため
一概には言えませんが、
お湯の使用に気を付ければ、
大きな節約につながることは確かです。

電気ポットや炊飯器の
保温についても同様。

温かい温度を維持し続けるには
コストがかかります。

お湯をあまり使わない場合は、
その都度沸かした方がお得です。

大量に使うなら、
沸騰したお湯を魔法瓶などのポットに。

長時間熱湯のまま保温できます。

ライフスタイルに合わせて
使い分けましょう。

暖房器具の使い分けを

「暖房器具」について
考えてみましょう。

家庭の電力使用量のうち、
エアコンは約25%を占めています。

エアコンを使う場合、
部屋に複数人いるなら
暖房効率はいいですが、
もったいないのは1人で使う場合。

こういう時は、思い切って、
エアコンを切るというのも
選択肢に入れましょう。

さまざまな種類の暖房器具を
うまく使うのがポイントです。

暖房器具は、大きく分けて三つ。

エアコンのように温風を送る「対流式」、
ハロゲンヒーターなど熱を
放出して温める「輻射式」、
そしてカーペットなど直接触れて
効果があるものは「伝導式」です。

キッチンに立つ時は輻射式、
1人で勉強する時は
伝導式で十分です。

ちなみに電気膝掛けは、
肩に掛けたり腰に巻いたり、
持ち運びにも便利。

当たり前のようですが、
状況に合わせてきちんと
暖房器具を選べば、
思った以上に節約効果が得られます。

省エネ家電の見直しも

省エネ家電への見直しも、
長い目で見ると大きな節約に
つながります。

例えば冷蔵庫は、
大きな冷蔵庫でも、
小さな冷蔵庫より
消費電力が小さなものも。

安い買い物ではないので、
壊れたときに慌てて
買わないよう、
使用10年を過ぎた場合は、
購入も視野に入れて、
価格や性能を調べて
みるのもいいでしょう。

買い換えるとなると
環境に悪いイメージが
あるかもしれませんが、
家電の使用時における
エネルギーは、
製品の製造廃棄に
掛かるエネルギーの
10倍以上とも。

古い製品を使い続けることが
節約とは限らないのです。

家電を買い換える際は、
省エネ家電を比較できる
「しんきゅうさん」
を参考にしてもいいでしょう。

家計が潤いエコにもつながる
効率のいい節約術で、
負担をかけずにこれからの
寒い季節を乗り切りましょう。

暖房を使わない工夫

窓の冷気をふさぐ

部屋を冷やすのは、
窓から入ってくる外気。

カーテンを厚手の生地や、
床に引きずるくらい
長い丈にしましょう。

こうするだけで、
冷気の流入をかなり
防ぐことができます。

簡易的に、
クッションやタオルなどで、
カーテンの隙間を埋めても
効果があります。

部屋の加湿を

湿気は体感温度を
上げてくれます。

40~60%の湿度が適当。

加湿器を使うなら、
一般的に、湿度が低いと
自動的に運転する
「気化式」がオススメ。

急激な加湿には
向いていませんが、
最低限の電力で
最適な湿度にしてくれます。

簡易的に、
ぬれタオルや洗濯物を
部屋干ししてもOK。

カーテンを丸ごと洗って
部屋に干すのも、
大胆ですが一つの手です。

3つの首を温めよう

「首・手首・足首」は
動脈が皮膚に近い位置にあり、
温めると温かい血液が
全身に回るので、
体がぽかぽかします。

ここで気を付けたいのが、
女性の中には
「寒いから靴下をはいて寝る」
という方。

足先よりも足首を温めた方が
断然温かくなるので、
靴下よりもレッグウオーマーが
オススメです。

その認識あってますか?節電クイズ

Q 冷蔵庫は詰め込むと電気代が高くなる?

A〈Yes〉詰め込み過ぎると
冷気がうまく循環せず、
余計な電気代が。

多くても7~8割。

理想は5割以下です。

ただし、冷凍庫はぎっしり
詰まっていた方がお得です。

Q エアコンの風量設定は「弱い」にした方がいい?

A 〈NO〉「自動」が正解。

風量が弱いと、エアコン本体が
設定温度に近づけようとフル稼働に。

効率が悪くなってしまいます。

状況に応じて最適な風量に
してくれる「自動」に設定を。

Q 炊飯器の保温は丸一日で炊飯1回分と同電力?

A 〈NO〉約10時間です。

ご飯を朝炊いて夜食べる時、
新たに炊いた方がお得な場合が。

半日程度ならスイッチを
切って常温保存、
それ以上なら冷凍保存を。

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