自分らしく生きるため 元気な脳の〝育て方〟

1万人以上の脳画像を診断した
医師によると「脳は一生成長する」
と断言します。

今回は生活の中でできる、
100歳になっても元気な
脳の″育て方″についてご紹介します。

前向きな気持ち

 かつて「脳の力は3歳までに決まる」
といわれた時代があり、
今でもそう信じている人が
少なくありません。

 しかし、技術が発達し
高齢者の脳をMRI(磁気共鳴画像装置)
で撮影出来る様になって気付く事は
「人の脳はいくつになっても
無限に成長する」という事実だそうです。

80代の人でも手足を動かす趣味を
続けたところ、
以前に比べて脳が活性化したのです。

 日本では長寿社会を迎え、
各地で認知症予防の取り組み
が活発です。

「人生100年時代」といわれる今、
人々の間で「脳」への関心は急激に
高まっていると感じます。

 一方で「何をすれば、
脳の健康に良いのか分からない」
といった声も。

筋力の低下や関節の痛みに比べると、
一般に脳の衰えは
気付きにくいでしょう。

数多くの診断と治療経験から、
明らかになった事実は
「マンネリ化した生活が
脳を老化させやすい」
ということです。

〝マンネリ脳″の人は
次のような傾向があります。

 ①何をするのも面倒くさいと思う
 ②休日は家にいることが多い
 ③新しく挑戦してみたいことがない
 ④この1週間に大笑いしていない
 ⑤この半年で友人が1人も増えていない
 ⑥1年以上も旅行に出掛けていない
 ⑦3年以内に実現したい夢がない1など。

脳は、夢がなければ活性化しません。

新たな挑戦は、脳にとって最高の栄養素。

いくつになっても前向きな気持ちで
楽しく生きることで、
脳の中で使われずに眠っていた、
潜在能力細胞を目覚めさせる
ことができるのです。

両手両足を使う

 手足を動かすと脳に良いのを、
ご存じで実践している人も
多いでしょう。

でも「脳が活性化している」と、
実感の伴う人は少ないのでは
ないでしょうか。

脳は、今まで出来なかった事が
少しでも「できた喜び」
を感じた時、より活性化しています。

 そこで利き手と反対の手で、
日常生活のちょっとした
動作をしてみましょう。

右利きの人なら左手で、
部屋の明かりのスイッチを押したり、
ドアノブを回したり、
歯磨きをするなど、
できることからで構いません。

 これは、右手をよく使っていた
人は左脳が発達している一方で、
右脳は未熟のままになりがち。

意識的に左手を使うことで、
右脳の眠っていた能力を引き出すのです。

 いつもと反対の手では
できないと思う動作でも、
2週間も練習すれば、
かなりできるようになるもの。

その喜びを味わってほしいですね。

 さらに脳を満遍なく鍛えるには、
両手両足と口も動かすと効果的。

両手で自分の名前などを書いたり、
新聞紙を使ったお手玉運動(別記参照)を
お勧めしています。

 慣れない動作は最初、
上手にできなくて当たり前。

できないことでストレスを
ためるのではなく
「今日は、これができた」
という楽しみ方が、
脳が成長する秘訣です。

若さを保つ習慣

今年1OO歳を迎えた
生活評論家の吉沢久子さんは、
数年前に脳を診断した時に
「とても面白い経験でした」と。

驚いたことに、70歳の頃から
脳の老化があまり進んでいない
と判明しました。

 その脳の若さを保つ習慣には
次の特徴がありました。

 ①毎日工夫して料理する
 ②体験を手紙や原稿に書く
 ③勉強会を開く
 ④自宅の庭で植物を栽培する
 ⑤常に「なぜ?」と疑問を持つ
 ⑥素直な気持ちで見聞きする
 ⑦感謝する心を忘れない
 ⑧先入観を持たずに人と接する
――の八つです。

 吉沢さんの勉強会とは、
月1回、自宅に知人を
招いて行う催しのこと。

テレビやラジオとは違い、
人の話を聞いて自分も話すと、
記憶力などが格段に鍛えられます。

いわゆる〝井戸端会議″にも
同様の効果があり、
1人暮らしでの孤立の
予防にもなります。

 ネガティブな感情は、
脳が不健康になりがちです。

でもたとえ、脳の一部が病んで、
言葉では表現できなくなっても
「心」まで失ったわけではありません。

言語以外の身ぶり手ぶり、
表情などで気持ちを
表すこともあるからです。

 つまり脳とは、自らの思いを伝える
〝心の表現装置″といえます。

したいことを行い
自分らしく生きるためにも、
常に脳を健康な状態に育んでいきましょう。

新聞紙を使ったお手玉運動

①右手と左手に1枚ずつ新聞紙を持って、
同時にゆっくりとボールのように丸める

②お手玉のように右手の新聞紙を上に投げ、
目で追う。左手の新聞紙は見ないで右手に

③落ちてきた新聞紙を見ながら左手でキャッチ。
タイミングよく、しっかりとつかむこと

④お手玉をしながら足踏みも。両手と両足も
動かすと、より大きな効果を期待できる

記事下

スポンサーリンク


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください