これからの時期は半袖シャツで外出する機会が増えてくることと思います。
特にノースリーブやタンクトップなど肩や腕を露出するようになると、気になってくるのが、たるんでしまった二の腕です。
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二の腕とは肘から上の部分を指し、その大部分は力こぶができる上腕二頭筋と、その反対側に位置する上腕三頭筋という二つの筋肉で構成されているのですが、二の腕のたるみをつくり出しているのは主に後ろ側にある上腕三頭筋の部分です。
この筋肉は腕を伸ばしたり、物を押したりするときに使われますが、日常動作の中では使われる機会は多くありません。
体のどの部位にも共通していえることですが、筋肉を使うと使った部位が引き締まってくるので、見た目にもスッキリする夏に気になる「たるみ」スッキリといった効果が期待できます。
今回は普段あまり使わない上腕三頭筋を鍛えるエクササイズを2種類ご紹介しましょう。
まずは床などに座った状態で行う「逆手の腕立て伏せ」です。
手をお尻よりも後方に、指を前側にした状態でつき、そこからゆっくりと肘を曲げていきます(イラストA)。
このときに肘が外側に開いてしまわないようにしながら、真っすぐ曲げていくようにしましょう。
曲げたところで3~5秒間保持し、また元の状態まで戻します。
これを10回程度繰り返します。
ちょっとキツいかなと感じる人は壁を使って腕立て伏せを行っても構いません(同B)。
この場合も肘が外に開かないように注意し、壁にもたれかかるようにして腕立て伏せを繰り返します。
もう一つは、立った姿勢から腕を後方へと伸ばすエクササイズです(同C)。
足を肩幅程度に開いて立ち、体が前に倒れないように注意しながら両腕を後方へとゆっく腿伸ばしていきます。
このときに親指を下に向けて少し腕をひねるようにして伸ばすと、上腕三頭筋がより使われます。
姿勢が前のめりにならないように注意しながら、できる範囲で腕を後方に上げて3~5秒間保持し、元の状態に戻します。
これを10回程度繰り返します。
楽にできるようであれば、ペットボトルなどを持って行うとより効果的です。