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今日からできる口内ケア

健康

 口内ケアは、
虫歯や歯周病を予防するだけでなく、
全身の健康・長寿につながります。

そこで、今回は正しいうがい法など、
今日から実践できる口内ケアについて、
ご紹介します。

歯周病の人は脳梗塞になる確率が3倍!!

 高齢になっても健康な生活
を送るためには、口内の健康
が重要です。

 例えば、日本の死亡原因の
3位に入る肺炎ですが、
「誤嚥性肺炎」は、
肺炎球菌ワクチンでは防げません。

口の中の細菌が誤って
肺に入り込むことが原因となるので、
口の中をきれいに保つことが、
予防の大切なポイントとなります。

 また、歯周病の菌が体内に
入ることで、糖尿病や動脈硬化が
重症化する一因になることも
分かっています。

歯周病の人は、
歯周病でない人に比べて、
動脈硬化による脳梗塞になる
確率が、3倍も高いといわれています。

 このほかにも、口内ケアを
しっかりと続けることで、
認知症の予防や、メタボの改善、
インフルエンザなどの
感染症予防にもなるのです。

 あるアンケートで、55~74歳の
男女1000人に
「健康について後悔していること」
を聞いたところ、1位は
「歯の定期健診を受ければよかった」
との答えでした。

 〝今からではもう遅い″
なんて考えず、今ある状況を、
よりよく保つことが、
健康への第一歩だと
考えてほしいと思います。

月に1回、歯医者へ

 このあと紹介するケアの方法は、
いずれもきれいな口内の状態を
保つための方法です。

虫歯をはじめ、
治療が必要な状況では、
効果も激減してしまいます。

まずは現状を正しく知り、
必要な治療を終えることが
最優先です。

 虫歯がない人も、定期的に
歯科医院に行って、
健診・掃除をしてください。

理想をいえば月に1回程度、
少なくても半年に1回は
行きたいところです。

「毎月○日になったら歯科医院に!」
「衣替えのタイミングに合わせて」
などと決めておくのもいいかもしれません。

 完璧な歯磨きが
できている人は、
ほとんどいません。

歯の表面を満遍なく磨いても、
6~7割しか汚れは取れません。

残りの3~4割は、
歯と歯の間や、
歯と歯茎の間などに
残っているのです。

 デンタルフロスや
歯間ブラシなどを使って、
汚れを落とす努力は
したいものです。

 また、入れ歯を使っている人で
ありかちなのが、
「入れ歯は洗浄剤でつけ置き
しているから大丈夫」
と過信してしまうこと。

入れ歯も、しっかり毎日
磨いてからつけ置き洗浄する
ようにしましよう。

正しいうがいの効果とは

     

 せっかく一生懸命に
歯を磨いても、
うがいが雑であれば、
汚れは残ったまま。

一方で、「正しいうがい」(別掲)
が習慣になれば、
口の中でばい菌が
増殖することを抑える
ことができます。

基本は1日3回、
毎食後に実践することを
お勧めします。

それ以上にやっても、
やり過ぎになる
ということはありません。

 ただし、洗口液を使う場合は、
1日1回程度にしましよう。

ばい菌だけでなく、
口の健康に必要な菌まで
殺してしまう可能性があります。

 うがいの効果は、
汚れを流すことにとどまりません。

口の周りの筋肉をトレーニング
することで、誤飲・誤嚥の予防に
つながるのです。

そのためにも、
上下左右に分けて行ってください。

苦手な方向はありませんか?

それは、バランスよく筋肉を
使えていないということなのです。

 口内ケアとは、虫歯や歯周病を
治すことだけではありません。

口腔の健康を保つこと全般を指します。

 健康な口内環境を保ち、
食事もおいしく食べ続けられる、
そんな″健口生活″を送って
ほしいと願っています。

正しいうがいの基本手順

適量の水(30㍉㍑程度)を
口に含みましょう。

頬が膨らむほどの水は多過ぎ、
逆に少な過ぎると、
洗浄効果が小さくなります。

うがいの姿勢は、
上や下を向き過ぎないこと。

できるだけ正面を向いて
行うようにしましょう。

うがいのポイントは、
上下左右それぞれ、
クチュクチュと大きな音を
出すくらい強く、
歯と歯の間を通す
イメージですることです。

①口に含んだ水を、上の歯に向け
て、強く速くぶつけます。

10回ぶつけたら、水を吐き出します。
 ※鼻の下が膨らむくらい強く!

②同様に、下の歯に10回ぶつ
け、水を吐き出します。
 ※唇の下が膨らむくらい強く!

③同様に、左の歯に10回ぶつ
け、水を吐き出します。
 ※左の頬が膨らむくらい強く!

④同様に、右の歯に10回ぶつ
け、水を吐き出します。
 ※右の頬が膨らむくらい強く!

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