桑田佳祐が深夜ラジオで
「この時代にこんな歌詞を書けるヤツがいるのか」
と絶賛したアーティストがいます。
そのアーティストとは黒木渚。
宮崎県出身で、福岡の大学在籍時に独学で
ギターと作詞作曲を始め、2010年12月
にバンド“黒木渚”を結成。
12年発売の九州限定デビュー曲
「あたしの心臓あげる」が有線インディーズ
チャート1位に輝く。
大学卒業後は福岡県内の市役所の財政課に
勤務する公務員をしながらバンド活動を行っ
ていたが、二足のわらじに限界を感じ、
辞表を提出。
13年12月バンド解散、翌年からソロ活動。
今年1月発売の「虎視眈々と淡々と」
はビルボードAirPlayチャート4位を
記録。
在学中には文学の研究に没頭し、
英語教師の教員免許も習得している。
彼女の魅力は「あたしの心臓あげる」など、
独特の文学的歌詞だそうで女性の強さや心理
を生々しく歌い上げる姿が反響を呼んでいる
のだとか。
その歌詞の原点は中高生時代にあるそうで、
テレビを見ることも許されない厳しい寮での生活で、村上春樹氏の「ノルウェイの森」や
江國香織さんの恋愛小説などを読みふけり
そこから生まれた独特の世界が創作活動の
基礎になったようです。
小学生時代は音痴で音程を治すために2年間
バケツをかぶって練習し、音痴を克服した
そうです。
半年のソロ活動半年渋谷公会堂公演を成功
させ、今年7月に全国5都市で行った入場
無料のワンマンツアーには約1万人の応募が
殺到するなど、確実にファンを増やしている。
今後注目のシンガーです。