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アルミホイルは特長を知れば、とても便利

生活

 どこの家庭にもあり、何かと便利なアルミホイル。

さまざまな特性があり、使い道もたくさんあります。

そこで、アルミホイルの特長や便利な活用法をまとめました。

アルミホイルの特徴

 アルミホイルは金属のアルミニウムからできており、
そのアルミニウムには数多くの特長があります。

 例えば、重量が軽くて丈夫ということ。
鉄に比べ、重さは約3分の1しかありません。

 また、「腐食しづらい」「さびにくい」
「衛生的」「リサイクルしやすい」「電気をよく通す」
「磁石に付かない」といった特長もあります。

そのため、H2Aロケットの本体もアルミニウムでできており、
旅客機や新幹線のボディーなどにも使われているのです。

 身近なところでは、窓のサッシ、パソコンやスマートフォンの部品、
金属バットや自転車のフレーム、ペダル、鍋やボウルなどのキッチン用品、
アルミ缶などにも活用されています。

厚さによって用途が異なる そのアルミニウムを、
厚さ0.2%から0.006㍉まで薄くしたものをアルミホイルといいます。

 厚さの違いは、用途によって異なります。

弁当のおかずを入れるホイルケースやチーズの包装、
レトルト食品の袋、薬(粉末や顆粒剤)の分包には、
最も薄い0.006㍉から0.015㍉のアルミホイルが使われています。

 キッチン用品の家庭用アルミホイル(標準タイプ)になると、
0.012㍉ほどになります。

 0.015㍉から0.05㍉になると、錠剤やカプセルの薬の包装、
ヨーグルトのふたとして使われ、さらに厚いアルミホイルは、
アルミ皿や鍋焼きうどんの容器などに多く使われています。

 薄くしても特長は変わらない上、アルミホイルとして活用することで、
特性はさらに向上します。

 例えば、衛生的で無味・無臭、防湿性や遮光性、熱伝導性、
加工性に優れているといった点が挙げられます。

アルミホイルに表と裏はあるの?

 アルミホイルには、艶があってツルツルしている面と
艶がない面とがあります。

これは、製造過程でそうなってしまうだけで、
本来は表も裏もありません。

そのため、どちらを表にして使っても問題ありません。

 艶がある面と、ない面を工夫次第で
上手に使いこなすこともできます。

 例えば、お弁当のおにぎりをアルミホイルで包む場合、
艶がある面が表になっているのが「おかか」のおにぎりで、
艶がない面が表になっていたら「たらこ」のおにぎり
といったような使い方もできます。

アルミホイルは変色していても大丈夫?

 アルミホイルに使用期限はなく、
日常的に使用している限りは変色することはありません。

ところが、湿度や温度の変化が激しい場所に
長時間にわたって置いていると、
まれに変色してしまうことがあります。

 また、梅干しのように酸の強い食材を
長い期間にわたって包んでいると、
酸化して変色することがあるので注意してください。

多少の変色であれば、見た目はよくありませんが、
人体に害はありません。

 保管場所は、温度変化の少ない場所が適しており、
熱を発するコンロの近くなどは避けましょう。

アルミホイルは電子レンジはNG

 アルミホイルは金属のため、
発せられるマイクロ波を反射してしまい、
電子レンジでの加熱には向いていません。

 また、加熱室内の壁面に触れると、
放電によって火花が散る場合があるので、
使用を控えるようにしてください。

アルミホイルはのオススメの使い方

グリルでの魚焼き

 家庭用のガスコンロには、
魚を焼くグリルが備え付けられているものがあります。

魚を焼くのに便利な半面、
焦げや油などの汚れを洗うのが大変です。

そこで、アルミホイルが役立ちます。

 焼き網の上にアルミホイルを敷いて、
その上に魚を置いて焼くのです。

アルミホイルが上からの熱を反射して、
魚の裏側まで効率よく火が通ります。

その上、アルミホイルを捨てるだけなので、
焼き網が汚れず、後片付けも簡単です。

瓶や缶のふたに

 缶詰などは一度開封すると、
短期間で中身を使い切らなくてはなりません。

使用し切れず余ってしまった場合、
少しの間だけ冷蔵保存するのに、
ふたの代わりとしてアルミホイルを使うことができます。

 アルミホイルを口元にかぷせて、
しっかりと封をしましょう。

そうすることで、空気を遮り、
雑菌の侵入を防ぎます。

 缶の炭酸飲料でも、
少しの時間ならガスが逃げるのを防いでくれます。

ゴボウの皮むき

 ゴボウは根菜の中でも細くて硬く、
皮をむくのに苦労する食材。

包丁の背中を使ってそいだり、
たわしでこする方法もありますが、
アルミホイルをクシャクシャにして固めたもので
ゴシゴシこすれば、簡箪に薄皮をむくことができます。

鉄板に敷いて

 自宅に限らず、アウトドアやパーティーなどで
鉄板焼きをすることがあると思います。

肉や魚、野菜を焼いているうちに、
鉄板が焦げだらけになってしまいます。

付着した焦げは、洗い落とすのが大変です。

 そうならない工夫として、アルミホイルを
鉄板の上に敷いて使うといいでしょう。

汚れたら、アルミホイルを取り換えるだけで済みます。

すす取り

 鍋や釜を使い続けていると、吹きこぼれによって、
焦げやすすが付いて、黒く汚れてしまうことがあります。

この汚れを落とすのに、アルミホイルが活躍します。

 使用済みのアルミホイルで結構ですので、
クシャクシャに丸めてゴシゴシとすすの部分をこすれば、
しつこい汚れを削り落とすことができます。

なお、フツ素樹脂コートの面には使用しないようにしてください。

おにぎりやサンドイッチを包む

 おにぎりやサンドイッチを包むのにアルミホイルは最適です。

遮光性に優れているので、食材の劣化を防いでくれます。

 また、酸素や蒸気を通さないので、鮮度も保ってくれます。

パンの焦げ目アート

 オーブンでパンを焼く際に、
好きな形に切ったアルミホイルを乗せて焼くことで、
その部分が白く残り、
「焦げ目アート」を作ることができます。

 2枚、3枚と並べて、大きな連続模様を描くこともでき、
子どもと一緒に楽しんだり、
パーティーなどでの演出にもオススメです。

おしぼりの包みに

 アルミホイルは空気を通さないので、
おしぼりの「包み」としても活用できます。

 湿らせたおしぼりをアルミホイルで
しっかり包んでポリ袋に入れておけば、
水分が抜けることなく、
清潔さを保つたまま使うことができます。

食品の急速冷凍

 さまざまな食材や料理を冷凍保存する際、
おいしく保つコツは、短時間で急速に冷凍することです。

 熱伝導に優れているアルミホイルで食品を包めば、
ラップよりも冷気の伝わりが速く、
急速に冷凍することができます。

 中身が分かるように、アルミホイルに油性ペンで
食品名や日付を書いておくといいでしょう。

しょうゆ差しの受け皿

 食卓でしょうゆを使う際、しょうゆ差しの口元から垂れてしまい、
テーブルを汚してしまうことがあります。

テーブルクロスが敷いてあると、染みになってしまい、
汚れを落とすのが大変です。

 そうならないために、
アルミホイルを受け皿にするといいでしょう。

作り方は簡単で、アルミホイルを丸く切り取って、
しょうゆ差しの下に覆うようにかぶせるだけです。

そうすることで、垂れた滴の受け皿になって、
テーブルを汚すことがありません。

なお、アルミホイルは小まめに取り換えるようにしてください。

園芸用具の保管

 園芸用具の枝切りぱさみや、
日曜大工で使うのこぎりや電動工具の替え刃などを保管する場合、
刃に油を薄く塗り、アルミホイルでしっかりと、
くるんでおくといいです。

空気を遮断することでさびを防止し、道具が長持ちします。

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