冷凍保存を賢く活用する便利な方法

 安売りしていた野菜を買ったものの、
食べ切れず、ダメにしてし まった―――

そんな経験はありませんか。

冷凍保存を賢く活用することで、
無駄なく食材を使い切れます。

キュウリなど「冷凍には不向き」
と思われがちな食材も、

素材の特徴を生かして冷凍すれば、
おいしく味わえるんです。

オススメ冷凍術

キュウリ

〈手順〉
 ① キュウリは薄切りにして、
ボウルに入れる。
塩適量(キュウリ1本に対して
塩小己じ3分の1弱)を振ってもむ。

 ② しんなりしたら、
汁ごとファスナー付きの保存袋に入れ、
空気を抜いて口を閉じる。
薄く平らにし、冷凍庫へ入れる。

〈解凍〉
 ボウルに保存袋ごと入れ、
水道水が少しずつ流れている
状態にする(流水解凍)。
解深したら、汁気を搾り、
あえ物などに活用するのがお勧め。

ジャガイモ

〈手順〉
 ① 皮付きのジャガイモを丸ごと蒸して、
厚めにスライスする。

 ② 少し置いて水分を飛ばしたら、
1枚ずつピッタリとラップで包み、
ファスナー付きの保存袋に入れ、
冷凍庫へ。

〈解凍〉
 電子レンジなどで加熱する。
 ポテトサラダやグラタンに
使うのもOK。

アサリ(殻付き)

〈手順〉
 ① アサリを砂抜きして、
殼をこすり合わせてよく洗い、
冷凍可能な保存容器に入れる。

 ② 水をアサリが浸るくらい入れ、
ふたをして冷凍庫で凍らせる。

〈解凍〉
 鍋やフライパンに氷ごと入れ、
ふたをして、殻が開くまで
一気に強火で加熱する。
 汁にうま味が含まれているので、
パスタやみそ汁に使うのがお勧め。
シジミも同様に冷凍・解凍できます。

コーヒー氷

〈手順〉
 ふた付き製氷皿に、少し濃いめの
コーヒーを流し入れ、
ふたをして冷凍庫へ入れる。

〈解凍〉
 製氷皿から取り出しアイスコーヒーに。
味が薄まらず、おいしく飲めます。
あるいは、牛乳を注ぐだけで
アイスカフェオレにも。

ショウガ

〈手順〉
 ① ショウガは使いやすい大きさに切り、
一つずつラップで包む。

 ② ファスナー付きの保存袋に①を入れ、
空気を抜いて口を閉じ、冷凍庫へ入れる。

〈解凍〉

 保存袋から出し、凍ったまますり下ろしたり、
切ったりして使う。
切りにくい場合は、2~3分解凍する。

 ※ニンニクの場合はラップに包まず、
1かけずつ皮付きのまま保存袋に。
ミョウガは縦半分に切り、
後はショウガと同様です。

押さえよう 4つの基本

①鮮度がよい状態で

 最も重要なポイントがこれ!
購入して、その日に使わない食材は、
すぐに冷凍を。
傷んでからでは遅いです。

②できるだけ空気を遮断

 食材のみずみずしさを保つためのポイント。
冷凍庫内は非常に乾燥しています。
小分けの食材は、一つずつラップで
包んでから保存袋に。
汁気がある場合は、空気を抜い
て保存袋を閉じましょう。

③スピーディーに冷却

 鮮度キープのため、冷却時間は短めに。
食材を薄く平らにすると、
早く凍結させることができます。

④同じ大きさにカット

 均一にむら無く冷やすことができ、
調理の際にも便利です。

節約だけでなく時短にも

 冷凍保存の最大のメリットは、
冷蔵に比べて長く保存できること。

「たくさん買っても使い切れない」
というときも、冷凍しておけば、
必要なときに必要な分だけ
取り出せばよいので、
食材を使う前にダメにしてしまう
ことが減ります。

 また、時間に余裕があるとさに、
野菜や肉を使いやすい大きさに切ったり、
味付けしたりして保存することで、
日常の料理の時短にもつながります。

 さらに、冷凍によって食材に変化が生まれ、
料理の幅が広がるという面も。

特に豆腐は、解凍すると高野豆腐のような食感に。
味が染みやすくなり、煮物に適しています。
 他にも、ナガイモを凍った状態で
すりおろすと、おろしたては
〝ふわふわ″、かき混ぜれば
〝とろとろ″と、両方の食感を
楽しめるのも冷凍保存ならではの魅力です。

解凍の要は〝温度と時間〟

 冷凍とセットで大切なのが〝解凍″。
ポイントは、食材にダメージを与えやすい
温度をスピーディーに通過することです。

 食材にもよりますが、一般的に
ダメージを与えやすい温度とは、
マイナス5~マイナス1度、
そして10~40度の常温。

この温度帯をゆっくり通過すると、
食材の細胞が壊れ、味を損ないます。

 例えば、冷凍した野菜や肉を
炒め物にするなら、
凍ったままフライパンで
加熱解凍するのがお勧めです。

 また、解凍後に常温で放置することは、
食材の劣化につながります。

極力、食材を使う時間を逆算して
解凍を始めましょう。

定期的な棚卸を

 長期保存が可能な冷凍保存ですが、
永久的に鮮度が保たれるわけではありません。
食材の劣化は少しずつ進んでいるのです。

 生の肉や魚、乳製品、生卵といった
鮮度が落ちやすいものは、
2~3週間を目安に。

野菜や一度調理したものは、
1ヵ月程度で使い切りましょう。

 ぜひ、習慣化してほしいのが、
月に1回の棚卸し。

「今日は、冷凍庫のストックを使おう」と、
あるもので献立を考えることで、
食品ロスの削減にもなります。

扉の開閉を少なめに

 一般的に、冷凍庫内の温度は
マイナス18度以下に設定されています。
ところが、扉を長く開けていると、
すぐに温度が上昇。

すると、霜が付いたり、
鮮度が落ちたりと食材の質も悪くなります。
可能な限り、扉の開閉は控えたいところです。

 そこで心掛けたいのが、
冷凍車内の〝整理整頓″。

食材を捜すことが減り、
扉の開いている時間を短くできます。

記事下

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