車の掃除の仕方

 車を長持ちさせるためには
定期的な掃除が欠かせません。

といっても、屋外に駐車していると
汚れが付いてしまい、意外に面倒。

そこで今回は、自家用車の効果的な
掃除の仕方について、ご紹介します。

車に気を配る心が「安全運転」につながる

 秋の行楽シーズン。
家族で車に乗り合わせて
お出掛けをする機会も増えると
思います。

そんな時、手入れが行き届いた
きれいな車だと気持ちがよいものです。

 また、車のボディーを
きれいにして乗ると、
車体に傷を付けるのが嫌だと
思うようになり、
安全運転に気を配ります。

その結果、事故を起こす確率も
低くなるともいわれています。

 車も掃除の基本は
「上から下に向かって」行うこと。

しかし、ワンボックスカーなど
車高が大人の背丈ほどもある車種は、
脚立などを使わない限り、
車体の天井部分の「ルーフ」に
手が届きません。

そのため、可能ならば
サービスステーション
(ガソリンスタンド)で
洗車することをお勧めします。

 環境保護意識が進むドイツでは、
個人がホースなどの水を使って
垂れ流し洗車するのつながるは
違法とされ、循環水を使う洗車機での
洗車を推奨しています。

洗車機のブラシは近年、
車体に細かな傷を付けにくい素材が
使われていますので、以前ほど
心配する必要はありません。

秋の日中は洗車に好適

 車の掃除を行うのは、
休日の場合がほとんど。

どうせなら、気持ちのよい、
よく晴れた日に「洗車しよう」と
思いがちですが、
実はあまり適していません。

晴れた日に洗車をすると、
ボディーに残った水分が
すぐに乾燥し、水あかのような
「ウオータースポット」が
残ってしまうからです。

むしろ、雨が降る前の方が、
洗車してワックス掛けをすれば
汚れが付きにくくなり、
雨が降っても汚れにくく効果的です。

 また、気温が高いと、ワックスや、
撥水のためのケミカル用品が
効果を発揮する温度を超えてしまいます。

夏なら朝や夕方がいいですが、
気温が高くならない秋は、
日中でも車の掃除には適しています。

適切に行うと燃費性能も向上する

 洗車の手順ですが、
車はいきなりボディーから
洗い始めるのはNG。

タイヤやホイール、
さらにフェンダー内側には、
頑固な油脂系の汚れや泥が
付着しているので、
こちらを先に洗いましょう。

 ボディーは、水をたっぷり含んだ
タオルやスポンジなどで、
ルーフから始めて次第に下に向かって、
小さなほこりや砂などを
落としていきます。

小さなほこりゃ砂が付着したまま
こすってしまうと、ボディーを
粗いやすりで削っているようなものです。

 続いて、車の前の部分である
「ボンネット」や後部の「トランクリッド」、
「ハッチドア」、その下の「バンパー」、
また、前方、後方のドア、さらに、
ワイパーやドアミラー、
車輪の上の「フェンダー」などを順に掃除。

窓ガラスも同じように丁寧に
汚れを落としましょう。

 次に、乾いたマイクロファイバークロス
などで水を拭き取り、
最後にワックスや撥水効果のある
ケミカル用品を塗って仕上げます。

 フロントガラスなどを例にとっても、
安全のためにはきれいにして
よく見えることが大事です。

ガラスの内外をきれいにすれば曇らず、
エアコンの使用頻度が減り、
燃費も向上します。

 美しい車体、清潔な内装を保ち、
充実したカーライフを楽しんで
ほしいと思います。

車内の掃除ポイント

 車の掃除は、汚れが目立つ
ボディーはもちろん、
車内も行うことが大切です。

ポイントを押さえて車内を
きれいに保つコツを紹介します。

細いノズルを用いて奥まで吸い取るクリーナーを活用

 まずは、車の中にたまった
ほこりやごみを取り除くために、
掃除機をかけましょう。

シートなどの布部分だけでなく、
メーター類などの樹脂部分にも
かけます。

 凹凸が大きい箇所や、
細い隙間には、細いノズルを
使えば奥までほこりを吸い取れます。
この時、ノズルで車内を
傷つけないように注意してください。

 車の掃除は屋外ですることが多く、
電源が得られない場合もあります。

その時は、充電式の掃除機である
ハンディクリーナーが便利。

 1回の充電で、吸い込みを
「強」にして5~10分程度、
最新型ではそれ以上使うことができます。

フロントガラスは拭き残し、拭きむらに注意

 車の窓がきれいだと車内が
とても明るくなります。

掃除の際は、拭き残しと、
拭きむらがないよう注意しましょう。
特に、枠に近い隅の部分は
見落としがちなので注意してください。

 隅とともに忘れやすいのが
ウインドーの中央部分。

フロントガラスはルームミラーを
目印にして左右を分けると、
拭き忘れを防止できます。

また、拭きむらの原因の多くは、
ウインドー表面に残った水分から生じます。
仕上げに乾いたウエス
(タオルやきれいなぼろ切れ)等で
拭き上げましょう。

ケミカル用品を使うと、
ひどい汚れも簡単に落ち、
曇り止め効果も期待できます。

フロントガラスをきれいにしておくと、
逆光でも夜間でもクリアな視界を
確保できるので、安全運転につながります。

フロアマットの泥や砂が付きやすい場所入念に

 車は靴を履いたまま乗りますが、
靴に直接触れるフロアマットは、
泥や砂などの汚れが特に付きやすい場所。

ハンディクリーナーなどを使って、
入念に汚れを吸い取りましょう。

 また、フロアマットは固定用の
フックを外せば、
取り外すことができます。

ごみやほこりなどがフロアの隅の
細かい箇所にまで入り込んでいるので、
マットを取り外して掃除しましょう。

ぼこりや砂が落ちないよう注意して、
車外に取り出してください。

 マットを外した後の車内は、
シートの下など、奥まで手を入れて
拭き上げましょう。

アクセルやブレーキのペダルの
凹凸には泥が付着していることがありますが、
歯ブラシやたわしを使うと、
取ることができます。

 余談ですが、こうした掃除を
している最中は安全や環境、
経済的なことを考えてエンジンは
止めておきましょう。

不要なものを降ろして、整理整頓のいい機会にしよう

 車内の掃除は、意外と面倒な作業。

まずは整理整頓して、不要なものは
車から降ろすことから始めましょう。

修理に必要な工具以外にも、
ゴルフセットやビニール傘、
クーラーボックスなど、
普段は使わないもの、
突然必要になるもの、
家に持ち運ぶのが面倒なものなどが、
積まれたままになりがちです。

 不要なものを車から降ろすことで、
車の燃費もよくなりますので、
掃除を機会に必要か不必要か
見極めてはいかがでしょうか。

シートはたたいて細かいほこりを除去

 布製シートなどに残ったほこりは、
手で軽くたたいて浮かせます。

 ここでもハンディクリーナーを
使いますが、取り切れなかった
髪の毛などのごみは、
家庭用のローラータイプの
掃除用具やガムテープなどを
使って取り除きます。

 なお、シートに残った染みは、
石けんを使って落とすのが効果的。
固形石けんを水でぬらし、
軽くタオルに付けてトントンと
たたきます。

最後に乾燥したタオルで拭いて
仕上げます。

 この場合、事前に目立たない箇所で
染みにならないかどうか確認してください。

 レザーシートは専用の
クリームを使えば、
汚れ落としとつや出しができます。

レザーを長持ちさせるためには
必要なメンテナンスです。

メーター回りの樹脂のしわはケミカル用品で

 ドアの内張りやダッシュボードなどは、
固く絞ったウエス
(タオルやきれいなぼろ切れ)
を使って、小まめに拭くのがポイントです。

 車種によっては、
ダッシュボードの樹脂部分に、
質感を出すために「シボ」と
いわれるしわが入っている場合があります。

この中に汚れが入ると、
皆が目にするところなので
車内の雰囲気を壊します。

この場合は、表面をウエスで
拭いただけでは汚れが落とせないので、
ケミカル用品を使うと便利です。

 なお、メーターの透明なカバーは
とてもデリケート。

柔らかい布を湿らせて、
ほこりを取ってから拭きましょう。

仕上げは、眼鏡用のグロスや携帯電話
用クリーナーを使うと、
傷を付けることなく掃除できます。

記事下

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