血圧は、高くても低くても体に負担が掛かります。高血圧は生活習慣病を誘発し、治療の対象にされにくい低血圧も朝スッキリ起きられない、疲れやすいなどの症状があります。
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また尿意が頻繁にある頻尿も「夜中に何度も起きる」「いつもスッキリ感がない」など本人にとってはとてもつらいものです。穏やかに毎日を過ごすためにも、ぜひ、今回紹介するツボ押しを続けてみてください。
【太白】
高血圧時には、のぼせ、だるさ、肩凝り、頭痛など、また低血圧の時には冷えや疲れ、不眠などの症状がみられます。体質や自律神経が大きく作用する血圧のトラブルは、ツボ押しが、“得意”とするところです。
「太白」は、血圧を正常にコントロールしてくれ、高血圧、低血圧の両方に効く優秀なツボです。
またリンパと血液の流れを良くすることも血圧コントロールには欠かせません。首の周りは、頭のリンパと顔のリンパの 合流地点。首から鎖骨に向けて流れを導くようにマッサージしていきましょう。
右側は左手で、左側は右手で耳の下から鎖骨あたりまで優しい圧を掛けてマッサージしていきます。
【曲骨】
頻尿は、尿道から膀胱までの距離が短い女性に多いトラブルです。
頻尿は、加齢などで膀胱周辺の筋力が弱まったり、体に合わない下着を着けたりした時にも起こるようです。
頻尿には、膀胱近くにある「曲骨」というツボがよく効きます。頻尿のほか、膀胱炎など泌尿器系トラブル全般に作用するので、排尿に不安を持つ人はツボ押しを続けてみましょう。
こちらもツボ押しと一緒にリンパマッサージを行ってください。両手を腰骨の少し下あたりに置き、そこからそけい部、そして曲骨のツボを通るように優しく圧を掛けながらマッサージしていきましょう。10回ほど行ってください。
マッサージとツボを組み合わせることで相乗効果が高まり、股関節にあるそけいリンパ節の流れが良くなり、排尿障害を改善します。