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ヘアケア 血行を促進し清潔を保つ

健康

誰もが気になる抜け毛や白髪……。

 

遺伝的な要因などもありますが、日常的な心掛けやお手入れが、予防につながります。

 

そこで、日頃から心掛けたいヘアケアのポイントについてご紹介します。



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血液の流れをチェック

ヘアケアにおいて大切なポイントの一つは、「血行を良くすること」です。

なぜなら、血行が良ければ、髪の毛を作る栄養素がしっかりと行き渡るからです。

 

血行が良いか悪いかを簡単にチェックする方法があります。

まず、後頭部を両手の指先で押さえてみて、左右から中央へ頭皮を動かしてみます。

これは誰でもよく動きます。

 

同じように、今度は、頭頂部でも左右から中央へと動かしてみてください。

後頭部と同じくらい頭皮が動く人は血行が良いのですが、あまり動かない人は血行が悪く、頭皮が張っている証拠です。

頭皮マッサージ

若々しい髪と頭皮を維持するためには、頭部全体の血行を良くすることが一番。
そこで、簡単な頭皮マッサージを紹介します。

 

① 5本の指の腹を耳の周りを囲むように当てて、頭皮をゆっくりと頭頂部に集めるように動かす。
頭皮がしっかり動いているのを確認してください。

 

② 小指が額の生え際にくるように構え、5本の指の腹で頭皮をグツとつかみ、円を描<ように回しもみしていく。
この時に、爪で頭皮を傷つけないように注意してください。

 

③ 指の腹で頭皮をつかんで離す動作を頭部全体で行う。
軽くつまんで、はじくイメージです。

栄養をバランス良く

髪の毛や頭皮は、体の一部のため、毎日、新陳代謝し、新しい細胞を作っています。

そのため、「髪」といっても、体が健康であることが大切です。

 

毎日の食生活で得られる栄養素は、健康な体を維持するために必要な心臓や肝臓、腎臓といった重要な臓器に優先して送られます。

そのため、頭皮や髪の毛に栄養が行くのは後回しになってしまいます。

毎日得る栄養が少なければ、頭皮や髪の毛にまで栄養が回らないのです。

 

まずは、朝昼晩の三食を栄養バランスよく摂取するようにしましょう。

髪の毛の8割はタンパク質で作られているので、食事はタンパク質をきちんと取るように心掛けてください。

 

さらに、髪の毛を育てる栄養素として、亜鉛やカルシウム、鉄分などのミネラルも大切。
特に海藻類や根菜、アサリなどの貝にもたくさん含まれています。

睡眠不足は大敵

睡眠も健康な髪の毛を維持するために大切です。

生活リズムの乱れから体が感じるストレスは、髪の毛にとても悪い影響を与えます。

 

体の組織を修復してくれる成長ホルモンが分泌されるのは、午後10時から午前2時。

この時間に睡眠をとることが、髪にとっても大切です。

 

昼夜逆転の生活や睡眠不足は、本来の人間のリズムに反しているため、体に大きな負担を与えます。

髪の毛も体の一部ですので、こうした負荷を回避することが重要なのです。



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シャンプーの大切さ

シャンプーで洗髪をする目的は二つあります。

一つは、髪の毛を洗うこと。そしてもう一つは、頭皮を洗うことです。

 

比較的、髪の毛が短めな男性の場合、ガリガリと強くこすることで洗ったという実感を得る人も多いと思いますが、これはNGです。

毛がこすれ合い、髪の表面を傷めてしまいます。

また、頭皮には、たくさんの脂があり、毛が生えてくる毛穴にたまっています。

 

髪の毛の多い人は、髪が伸びることで、毛穴の脂も一緒に付いて出てきますが、毛が少ない人は、脂がたまったままになりがちです。

髪の毛の汚れを洗うことと、頭皮の脂を洗うこと。この二つを意識して洗髪を行いましょう。

シャンプーのすすぎも重要。泡がだいたい取れれば洗い流した気になりがちですが、これは誤りです。

泡が消えても、頭皮や髪の表面にはシャンプーが残っています。

 

特に髪の長い人は、なかなかすすぎきれないケースも多くあります。

髪の短い人は3分くらい、長めの人は5分くらいを目安に入念に洗い流すようにしてください。

シャンプーの方法

髪の毛

長めの髪の場合は、手ぐしで髪の根元から毛先に向けて泡を絞るように移動させていく。

これを1ヵ所3回くらい行うと、髪の表面に泡が行き届き、十分に洗える上、髪を傷つけることがありません。

そのため、つやが無くならないのです。

頭皮

頭皮に直接シャンプーを塗ってはいけません。

手で軽く泡立ててから、両手の指を少し広げて、こすらずにもみ出すように頭皮を動かして洗います。

ポイント!強めの整髪料を使っている人は?

整髪料は、シャンプーをする前の最初の湯洗いで流すことができます。

しかし、、整髪料を多く使っていたり、強めの物を使っている場合は、シャンプー前のすすぎの時間を少し長めに取るといいでしょう。

 

それでも整髪料が残っている感じがあれば、トリートメントを先に行うことをお勧めします。

その後、シャンプーをするようにしてください。

 

シャンプーでの洗髪を2回行うと、髪の毛を傷めてしまいます。

 

ヘアケアQ&A

Q.白髪は抜いていいの?

A.決して抜かないでください。
無理に毛を抜くと、毛根が傷んでしまいます。
そうすると、真っすぐだった毛穴が曲がってしまい、次に生えてくるとき、クルつとまるまった癖毛の白髪が生えてきてしまいます。


Q.シャンプーは1日おきでいい?

A.毎日がお勧めです。
髪の毛が短い人は、毛の表面の汚れが少ないかもしれません。
しかし、シャンプーの目的の一つは、頭皮を洗うことです。
また、年を重ねたことによる代謝の遅れから、頭皮の脂っぽさが減るイメージもあります。
ただ、どんな人でも顔の中では額の脂は多めですが、頭皮の脂分は、額の2倍以上にもなります。
そのため、毎日、洗髪をすることをお勧めします。


Q.朝のシャンプーはいいですか?

A.夜の方がいいです。
髪は夜(午後10時から午前2時)に血流によって栄養素が運ばれ、朝(午前3時から9時)に成長します。
成長中である朝は毛穴が緩むため、シャンプー成分が残りやすくなり、トラブルの原因となってしまいます。

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