冬は髪が乾燥でダメージを受けやすい季節といわれています。
そこで、乾燥から髪を守るヘアケアについて、ご紹介します。
スポンサーリンク
油分をしっかりと補給してあげる
冬場は外気の温度が下がるとともに、空気中の水分も減り、湿度も低下していくので、
乾燥との闘いの日々です。
空気が乾燥すると、洗濯物を干してもすぐに乾くなど、うれしいこともありますが、
お肌や体は乾燥してしまうと、保湿ケアをいくら頑張っても、あっという間に
カサカサになってしまいますよね。
その乾燥は、放っておくと小じわができやすくなったり、かゆみなどのトラブルも招きます。
こうした乾燥によるトラブルは肌や体だけに起きるのではなく、
髪にとってもトラブルの始まりです。
髪がパサついていると、髪がきれいに見えないだけではなく、
絡まりやすくなってしまったり、時には静電気を起こしたりします。
静電気は髪を傷め、パサつく原因になります。
さらには毛根にダメージを与えてしまうことも。
そのため、抜け毛や白髪、薄毛などの原因となるのです。
ですからこの時季、お肌や体と同様に髪の毛もしっかりと乾燥から守るケアが大切です。
まず髪がなぜ乾燥するのか、ということを説明しましょう。
髪が乾燥する原因は、ずばり「水分不足」。
健康な髪に11~13%の水分があり、髪の潤いを維持しています。
しかし、髪にダメージを受けると水分を保持することができなくなり、
髪の水分量が減っていきます。
特に、冬は空気が乾燥しているので、髪の水分はどんどん蒸発しやすくなっていきます。
水分を逃さないようにするためには、髪に油分をしっかりと補給してあげることが大切。
髪に油分が十分行きわたると、髪の水分がしっかりと内部にとどまり、
乾燥から髪を守ることができるからです。
保湿効果上げるトリートメント
髪の乾燥を防ぐには、皆さんが毎日行っているトリートメントの使い方を
工夫してあげるだけで大丈夫です。
誰でも簡単に、すぐにお手入れできるので、ぜひ今日から実践してみてください。
保湿効果を上げるには、まずシャンプーの後、髪の水分を取り除き、
トリートメントを塗布します。
その時、トリートメントを事前に手のひらで温めます。
こうすることで栄養成分が髪内部まで浸透しやすくなります。
トリートメントは毛先を中心にしっかりと、もみ込むように髪全体に付けます。
痛みが気になる所は二度付けします。
続いてシャワーキャップをかぷり、10分程度待ちます
(シャワーキャップの代わりに、熱いタオルを巻いてもOK)。
その後、地肌を中心にしつかりと洗い流します。
その際、お湯の温度は40度以下で。
熱過ぎる温度だと髪が乾燥する原因になるので、注意してください。
オイルパックのやり方
髪が乾燥しやすい人に、ぜひ、お試ししてもらいたいのが「ヘアオイル」を
たっぷり使ったオイルパック。
使用するオイルは、つばき油やホホバオイル、オリーブ油など天然のオイルを使います。
その保湿力の効果は絶大です。
やり方は簡単。まず、ブラッシングで髪のほつれと汚れを落とします。
次にシャンプーをする前の乾いた髪に、ヘアオイルを髪がひたひたになるくらい付けます。
肩くらいのボブの人なら、20ミリリットル程度です。
オイルを髪全体にしっかりなじませたら、洋服に付かないように
クリップかタオルで巻いておきます。
30分くらいしたら、後はお湯で流し、普段通りにシャンプーします。
乾燥が気になるときは、定期的に行ってみてください。